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意外と知らない”今”と”昔”の3大疾病に対する保険内容の違いとは?

3大疾病ってどんな病気?少し前の3大疾病と今の3大疾病が全く違うものになっているということもご存じですか?このいざという時にお金が出る出ないで揉めることが多いんです。なぜか? ご理解頂くことで、病気になられた時にトラブルにならなくても済むかもしれません。記事をお読み頂き「あれ?」と思われた方は保険相談されて下さい。注意点をまとめていきます。

今の保険内容だと3大疾病で必要なお金が受け取れないかも?!

病名指定されている保険に加入されている方は実際、心臓病になったので
保険担当の方に連絡をしたがでないと言われた。
なんてことが多発しています。
病名指定されている保険に加入されている方は直ぐにご確認を!

3大疾病の保険内容に関わる【昔】と【今】の保険の違い

3大疾病についてもう少し細かく見ていくことにしましょう。

お手元にある保険の内容のわかるものをご確認下さい。
「3大疾病」もしくは「がん」という欄です。
そこに
【悪性新生物、急性心筋梗塞、脳卒中】
と書いてある方は要注意!

時代と共に保険の内容が日々進化し、時代にそぐわない保険になっています。
ここ最近では少し変わってきていて
【がん、心疾患、脳血管疾患】
という様になってきています。

この違いが受取るときに大きく変わってくるのです。

心臓病と診断されればお金が受け取れる!?

大きな間違いです。

【昔】急性心筋梗塞
【今】心疾患

急性心筋梗塞は心疾患の一部の病気です。
急性心筋梗塞はこんなに幅の広い心疾患という病気のうちのたった2.7%にしか満たない病気です。
この病名指定で加入している方は要注意!

実際病気になってみないと給付されてるかされないかわからないですが、昔の保険に入り続けていると期待していたお金が受け取れないということもあります。

脳の病気と言われたため請求してみた!

もしかしたら出ませんと言われるかも。

【昔】脳卒中
【今】脳血管疾患

心臓の病気と同じく、病名指定されている保険に加入している方は
脳卒中でないと出ない場合が・・・
脳血管疾患のうちの脳卒中の割合は87%。

脳卒中は
◆脳梗塞
◆脳出血
◆クモ膜下出血

「がん」は「がん」でも「がん」でない「がん」もある。

がんは大きく分けて2種類。
◆悪性新生物【ステージ1~4】
◆上皮内新生物【ステージ0】

上皮内新生物と悪性新生物を分ける明確な違いは
基底膜への浸潤があるか、ないか、という部分です。

基底膜への浸潤がなぜ重要な違いなのかというと、基底膜より深部には
血管・リンパ管が通っており、そこまで浸潤する悪性新生物は、
血管やリンパ管を通じて他の部位に転移を起こしてしまうためです。

上に内新生物はがん全体の10.1%。
割合的には少ないかもしれませんが、その10%でもお金を受け取れない
もしくはお金が少ししか受け取れないなんてことになったらいやですよね。


引用元:国立がん研究センター|全国がん罹患モニタリング集計2015年罹患数・率報告|69P

まとめ

幅の狭い保険をお持ちの方はお気を付け下さい。なかなか証券を見ても保険会社の方に貰った設計書を見てもわからいないという方も多いと思います。目安として5年以上前に加入されている方は一度プロにご相談されることをおススメします。