まず住宅ローンとは・・・を考えてみます。
住宅ローンとは宅地の取得や住宅の新築・改築などの目的のために土地と家屋を担保として銀行などから資金を借りることです。
ちょっと難しいですよね。
簡単に言えば、建物を建てないと住宅ローンは組めないということです。
土地を先に見つけてから建物を建てたいという方もいらっしゃるかと思います。
そういう方は下記の条件をクリアすれば住宅ローンが組める可能性が高いです。
先行して土地のみを購入しても住宅ローンが組める条件
◆通常の土地の場合
土地を買った日より2年以内に家を建築する場合
家を購入することを前提にお金を借りている場合
◆建築条件付きの土地の場合
土地の契約後3カ月以内に工事請負契約を行う場合
土地のみの場合、ローンはどう組む?
◆つなぎ融資
住宅が完成するまでの間、土地の購入費用として一時的に「つなぎ」の融資を利用することです。
住宅の建築中はつなぎ融資の利息のみを支払い、住宅が完成して住宅ローンが実行された時に、つなぎ融資の元金と利息を返済します。
ただし、つなぎ融資は住宅ローンよりも金利が高く、つなぎ融資の借入額は「住宅ローン控除」の対象にならないといったデメリットもあるため、契約前に、借入期間や借入額をよく検討しておきましょう。
◆土地先行融資
住宅を建てるための土地を購入する際、土地代だけ先に振り込んでもらい、住宅建築後に住宅分を追加で振り込んでもらえるローンのことです。
一つの住宅ローンが複数回に分けて振り込まれるので「分割融資」とも呼ばれます。つなぎ融資と違って、住宅ローンと同じ低い金利で利用できる点がメリットですが、金融機関によっては取り扱っていない所もあります。
どの銀行で組める?
◆つなぎ融資
多くの銀行で取り扱いがあります。
◆土地先行融資
※必ず銀行にご確認下さい。
まとめ
住宅は土地ありきの買い物です。
これから住宅購入を検討されている方は、どのあたりに住みたいかを考えて下さい。場所=土地ということです。